鉄道の写真を撮ることが好きな「撮り鉄」。いやいや、鉄道に乗ることこそが醍醐味だと語る「乗り鉄」。大好きな鉄道の車両を自分だけのものにするべくNゲージ(プラモデル)を収集、製作する「模型鉄」。世の中の鉄道趣味には有名なものから知る人ぞ知るものまで、さまざまなジャンルが存在しています。そんな中で、いまいちフワッとした状態であった「鉄道と文字・サインシステムが好き」という、一瞬のハテナマークを禁じ得ないコアなジャンル。きっと鉄道と文字が好きな人はたくさんいるはず。もっと鉄道と文字の魅力を伝えたい。「もじ急行」はそんな素敵な人たち、素敵な趣味を、勝手ながらに「もじ鉄」と名づけ、同じ趣味を持つ者同士はもちろん、今まで興味のなかった、いや、考えたこともなかった方へ、毎朝の通勤、通学で使う見慣れた日常の何気ない一瞬が、発見や驚きで満ち溢れてくるような、そんな楽しく(少しだけ学べる)ワクワクする考察や情報を発信できるよう、鉄道好きであり文字好きでもあるグラフィックデザイナーの石川祐基が、「鉄道と文字・サインシステム」の魅力について愛を込めて、時に専門的に、時にまったく関係のない話を挟みながら、ただひたすら研究をして行く、公私混同、自己満足のウェブマガジンです。

駅名が表記されている「駅名標」だけでなく、のりばの番号や方面などが記された「番線標」、そして最近ではホームドアにも号車やドア番号を示す「案内標」を見ることができる。駅は見所がいっぱいなのだ。

Twitterのハッシュタグ「#もじ鉄」では、鉄道と文字・サインシステムのスナップをみなさんに投稿していただいております。例えば会社、学校の最寄駅で見つけた素敵なサインや、気になる文字、職員さんによる野良サインまで、鉄道に関連する文字やサインのスナップならなんでもOK。「書体」と「フォント」の違いなど専門分野の細かな知識は必要ありません。まずはみなさんが「コレ」と思ったものを投稿してください。Twitterで「#もじ鉄」のタイムラインを眺めていれば、きっと時間を忘れてしまうことでしょう。ディズニーランドやUSJではアトラクションの待ち時間で有効活用できるかも?「#もじ鉄」で見つけた気になる文字・サインがある場所へ実際に足を運んでみるもよし、書体の名前を聞いてみるのもよし、使い方はそれぞれです。でも歩きスマホにならないよう気をつけてくださいね。マナーを守って楽しい「#もじ鉄」を。

駅のサインシステムだけでなく、鉄道車両の方向幕やサボなど、行き先部分にも注目。ほかにも車両番号や優先席などの各種案内ステッカー、ドア上のLCDモニターなど、文字を見ない箇所はない?

2017.01 _ クリエイティブを刺激するデザイン情報サイト JDN(ジャパンデザインネット) Interview (Click)

2016.10 _ 月刊MdN 11月号「絶対フォント感を身につける。2」内「もじ鉄のススメ!」「えきもじ探訪 京浜急行電鉄編」