編集後記

長丁場になってしまいましたが、ここまでご覧いただいたみなさん、ありがとうございました。ということで記念すべき「えきもじの見索」第1回は、東急電鉄のサインシステムをご紹介させていただきました。

 

なぜ東急なのか。それは筆者が東急沿線に住んでいるため、サインシステムの構成などがすでに頭に入っていたことや取材がしやすいことなどがあるのですが、基本的には「グレー地に白抜き文字で新ゴとHelvetica」というサインで統一されており、まずはじめは比較的簡単なものからと呑気な考えをしていたのですが、いざ実際に調査を進めて行くと...。ご覧いただけた通り、予想外のバリエーションの豊富さに時間がかかってしまいました。

撮り鉄、乗り鉄、模型鉄。あらゆる鉄道趣味の中でも多岐にわたる専門分野の中で、今ひとつ脚光を浴びてこなかった「サインシステム」というジャンル。特にサインシステムで使われている文字、書体にもっと興味をもってもらいたい。いや、この趣味をみなさんに押しつけたい。そんな勝手な思いから「もじ急行」を立ち上げ、サインシステム制作者の方への敬意も込めて記事を書かせていただきました。ゆくゆくは撮り鉄、乗り鉄につづき「もじ鉄」という言葉が広く浸透して行くことができれば、これ以上のことはありません。

「えきもじ」も「見索」も造語ですが、これは「サインシステム」と呼ぶよりも柔らかで、鉄道好きな方以外にも「とっつきやすい」印象になるかなと考え、井上陽水の少年時代に出てくる歌詞「風あざみ」や、ユーミンの「よそゆき顔」など「こんな言葉はないけれど、なんとなく意味が分かるフレーズ」に憧れた筆者の類稀なる造語センスをいかんなく発揮し、命名したタイトルです。

 

と、このようにマジメな文章を書くのはどうも性に合わないようで、今回の記事の中にもちょくちょく芸能やゴシップなどの小ネタを仕込んでしまいましたが、どうやら2016年現在で30歳前後の方にターゲットを絞りすぎたような気もします。次回からはしっかりと襟を正し、もっとマジメな文章が書けるように精進して行けば、やがてはゴーストライター、夢の印税生活が手に入るかもしれません。不動産収入でもいいですけどね。

不労所得という夢の世界へ行ってみたいな。

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文・写真 _ 石川祐基 | 公開日 _ 2016.05.25

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えきもじの見索

京成電鉄編

えきもじの見索

京急電鉄編

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GINZA_01

えきもじの見索

東急電鉄編

考察内容はもじ急行の見解に基づくものであり、実際と異なる場合がございます。また記載されている情報は特記事項を除き取材当時のものであり、現状と異なる場合がございます。